『ティーニイタイニイちいちゃいおばちゃん』。
それは、とても可愛らしい表紙がぱっと目に飛び込んでくる、子供心にもいかにも楽しそうな絵本。
ところがどっこい。これがとんでもないトラウマ絵本!きっと今日も、日本のどこかで誰かがこの本の犠牲になっているに違いない。
・・・と、「私は」思っているのですが、
あれ?そんなことないですか?
この絵本のオチ、かなりの衝撃度だと思うのですが・・・!
こちらは、言わば「ぶったぎり」系。
「え?ここで終わり?このあと、どうなっちゃうの?」と読者(=絵本ですから想定読者は子供!)を不安にさせて終わるパターン。
最近でいえばホラー漫画『不安の種』の如く、いいようのない不安感を読者の心に植え付けて去っていく構成と言ってよい。
、、、と、「私は」思っているのですが、そんなことないですか?
むむむ?どうも、人によっては、このラストのページをハッピーエンドと解釈するらしい。
しかしこの私は、ダメでしたよ。深読みしちゃいますよこのオチは。だって、ハッピーエンドなら、「ハッピーエンド」と書いてあるはずじゃないですか?
なーんか思わせぶりなポーズをオバケたちに取らせて、そこで「おしまい」って、
「ああ!きっと、このあとでもう一展開あるな!13金パートワンやエルム街パートワンの如く、『助かった、、、と思ったら最後にギャー!』ってわけだな!」と震え上がってしまった、そんな私は…
もしかして、小学一年生の頃には既に『ポルターガイスト』や『エイリアン』にはまり込んでいた私が、いささかホラーコンテンツについて早熟すぎたというだけ、とでもいうのだろうか…!?
しかし確かに、↑裏表紙には「ゆかいな絵本」と書いてあるから、、、やっぱり私が深読みしすぎてるだけなのだろうか、、、?ムムー!?