都知事選に立候補したSF作家、安野貴博さんの小説『サーキット・スイッチャー』を読んでみた!
まず、読後の第一印象として。
2024年東京都知事選に出てきて「AI都政を強くアピールしている方」云々…という最近の時事ニュースのことはいったん保留して、
純粋に、SF小説として読んでみた場合、
普通に面白かったです!
しかもこれ、最終的には、
「AIと付き合っていくとなると、この小説に描かれていたような憎しみ合いやテロも起こり得るが、そのとき、読者の皆さんはどうしますか?主人公の坂本がラストで下した『決断』を、あなたは指示できますか、指示できませんか?」
と問いかけてくる、なかなかに哲学的な、議論喚起型の物語なのです。
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都知事選に立候補したSF作家、安野貴博さんの小説『サーキット・スイッチャー』を読んでみた!
サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA)