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【第025夜】ボラード
「これはなに?」
「これはね、ボラードというんだよ。船を繋ぎ留めるものさ」
「向こうまでいくつもあるんですね」
そのとき、ボラードだと思っていたもののうちのひとつがピョコンと立ち上がり、そのチンアナゴ的な妙なものは海に飛び込み、スイスイと泳いで去って行った
サンチョパンサ
ドンキホーテ
「ボラード」ってものがわからんと、いまいち分かりにくいハナシじゃな
サンチョパンサ
埠頭とか船着場とかに、ニョキニョキいくつも生えてるやつですよね。あのうちのひとつが実は生き物だったってんですね
ドンキホーテ
薄暗い時間なんかで、よく見えない時に、モノだと思っていたのが実は正体不明の怪物だったってオドロキを表現したいわけだ。うん、まあ、やりたいことは、よくわかる
サンチョパンサ
お?ということは、この怪談には少し得点が入りますかね!?
ドンキホーテ
そうじゃな。たまには褒めてやるか。100点満点で、、、3点じゃ!
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