子供の頃、地元の図書館でホラー小説を借りた。結末がとても恐ろしかった上「この結末は絶対に人に話さないでくださいね」が結びの一文。
大人になって同じ小説が書評サイトで話題になっていたが結末はハッピーエンドらしい。あれ?私が読んだ版、あの図書館にあったバージョンは何だったんだ?
なんでしょう、この、「やりたいことはなんとなくわかるが、まとまってない」感じ
アイデアが既に散らかっているからじゃよ。作中の物語と現実が混交する、みたいな、コルタサルなことをやりたかったんじゃろうが、そういうハイレベルな「迷宮感覚」を出すには作り込みがぜんぜん足りない
これじゃ端的に、昔読んだ本の結末を勘違いして記憶しているトボけた人の話、と解釈してしまえば、それで済んじゃいますしね、、、
これのどこに恐怖を感じろというのやら
となると、採点はやはり、厳しくなっちゃいますかね?
でもまあ、メタフィクションな方向というチャレンジングな試みをしたことは、ある程度、評価してやりたいかなあ
お?少しは努力賞で点数を加点ですかね?ドン・キホーテの旦那、たまには優しいんですねえ!では、ズバリ、今回の採点は?
1点