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スパイダーマンかっ！

という、ツッコミ待ちですよね、これ

バットマンかっ！

というツッコミも、アリですよね。いわゆるアメコミのヴィラン誕生話にかこつけた創作怪談ってわけですからね

スポーンかっ！

いや、スポーンとなるとまたちょっと系統が違うかも。それにしてもドン・キホーテの旦那、今日はそればかりですね。そろそろ採点を入れてくださいよ。この創作怪談は、百点満点とすると、何点ですか？

1点じゃっ！

なにこれ怖いw

シュールな情景のナンセンス短編ってとこだが、不穏なインパクトを感じるのう

このブログ管理人自身、これは気に入った設定のようで、このあと、この着想を膨らませて短編小説化してエブリスタに載せたみたいですよ

しかし、この設定、ひとつ問題があるな。昔懐かしい家庭訪問なんて、今、やっている学校、あるのかな？

あー、そうですね。家庭訪問っていうシチュエーション自体がもはや今の世代では成り立たないかも、ですね。となると、採点はやはり、厳しくなります？

うん、厳しくいこう。1点

お。なんかこれに似たハナシ、都市伝説にありましたねー？

「異世界へ行く方法」ってやつだろ？これじゃな↓

これですね！この都市伝説を「深夜のエレベーターガール」というお題に合わせてアレンジしたんですね？

そうなんじゃが・・・でも、あまりにも都市伝説そのままを140字内に収めた感じで、特にヒネリもない、と言えないか？

あー、たしかに。もとの都市伝説を知ってれば誰でも持ち込むオチですしね・・・

1点

あー！また始まった！キャラクター的にきわどいやつだ！

ん？何の話じゃ？土管からブキミなヒゲのオッサンが出てくるという、怖い怪談ではないか？

あ、それは・・・いや、そうですね・・・うん、これはどこのブランドのキャラクターとも関係ない、創作怪談ですね！

そうじゃろ？何を不安なことを言うんじゃ

となると、これは土管をネタにした、摩訶不思議なオハナシということになりますね。そういうこととして、では、この怪談は、100点満点で何点でしょう？

1点

バスの「すりぬけ危険」のステッカーの脇に、すりぬけの得意そうなバイカーが突っ込んでくるってわけですね

この世のモノじゃないバイカーってことだろうな。不死の連中なら、放っておいてもいいんじゃないか？

よしんばバスに接触しちゃってても、すりぬけちゃいそうですしね

事故防止の意味でつけた「すりぬけ危険」のステッカーの意味が、いつしか、「すりぬけてくる奴らが寄ってくるバスなので危険」の意味に

と、まぁ、言葉遊びとしてなかなか面白い創作怪談だったんじゃないでしょうか！？さてドン・キホーテの旦那、こちらは、100点満点で採点すると、いくつでしょうかね？

そうじゃな・・・1点くらいかな

ええ？！なんすかこれは？どーいうこと？

これ、よほどな民俗学好きでないとわからないよな・・・フランスのブルターニュ地方というのが、実は知る人ぞ知る、実話幽霊物語の宝庫なんじゃよ

へえ？フランスって合理主義な国って印象ですがね？

ところが、ブルターニュはフランスの中でもやや異色でな。ケルト文化の影響が残ってるんじゃよ。どこか日本にある実話怪談とよく似た心霊体験の話なんか、ブルターニュからは続々出てくる。このあたりの話は、たとえばコチラの本などを読むと面白いぞ。

↓↓↓

『ブルターニュ死の伝承』

あと、がっつりした研究書ではなくサラリと読みやすいブルターニュ怪談物語なら、以下がオススメじゃな

↓↓↓

『フランスの12の怖い昔話』

「ブルターニュ怪談」なんてジャンルがあるとは知りませんでした！でもそうすると、今回の創作怪談、「ブルターニュ怪談」と「ケルト系」という二つのニッチな話題について知っていないとさっぱり意味不明な怪談ということで、これはいくらなんでも不親切じゃないでしょうか？？

その通り。前知識がないとそもそも何が何だかわからない話ということで、これはイラッとくる140字怪談じゃ！採点は厳しくするぞ！1点じゃ！