[st-kaiwa1]旅先で空を見上げ、 「こんな色の空は初めてだ」と驚くと、
そばを通りがかったオッサンが振り返る。
「何を言っているんですかあなた?ここの空の色は、いつもこの色ですよ?」
「え?」
「あーそうか」
オッサンは憐れみを込めた目で私を見、 「あなた自分が死んだことに気づいてないんですね」
ドン・キホーテの旦那。これが、このブログの管理人が、生まれて初めて Twitterに投稿した140文字創作怪談らしいですよ
あー!それでかのう?なんか言葉遣いが、どうも、ぎこちなく感じるのう。こなれていないというか。だいいち、こういう怪談にするなら、「こんな色の空は初めてだ」じゃなくて、「うわ、空の色が真っ赤だ!こんなの初めてだ!」とか言わせないと、読んでいるほうに情景が浮かばん。140字小説で「こんな」「そんな」「これ」「それ」を安易に入れて字数を削ろうとするのは、読者に情景を伝える努力を放棄している気がして、感心できんな
オチは怪談らしいっていえば、怪談らしいですが。ありがちなオチですね
しかし、人生で初めて作った140字創作怪談というなら、少し甘めに採点してあげたいのう
なるほど。では、それも加味して、100点満点で採点したら、何点くらいですかねえ?
では、本来なら零点にしてやりたいところを、おもいきり甘い採点にしてやるとしよう・・・1点じゃ!