【第012夜】歩道橋の向こう側のビルに見える人影は

high rise buildings during nighttime
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Photo by Irina Iriser on Pexels.com

A「向こうに見えるビルの窓、こんな時間なのに明かりがついているんですね」
B「人影も見えますか?」
A「はい、いくつか」
B「それなら、あなたはこの歩道橋を渡らないほうがいいですよ。あのビルの人影が見えちゃっているならね、、、」

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これはつまり、「向こう側のビル」の窓に見える人影は、普通の人には見えないものだ、と

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うむ

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それが見えてしまっている人は、霊感が強いので、歩道橋を渡って「向こう側のビル」に近づくと不吉なことが起きるぞ。そう警告されている、という怪談ですね!

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うむ。それで?サンチョ・パンサよ。それを理解するのにどれくらいかかった

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めちゃくちゃ読み直して、考えて、やっとわかりやした

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そうじゃろ?というわけで、こんなものは1点じゃ!

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【第011夜】立ち入り禁止の警告の向こうに

road closed signage
road closed signage
Photo by Travis Saylor on Pexels.com

私「すいません、立入禁止ってありますけど、この先には何があるんですか?」
警備員「あなたたちはもうここを通っちゃダメなんです。現世への道なのですから」
私「???・・・あ!そーゆーこと?!そうか、オレ、死んだのか、、、」

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ん?これはどういうことでしょう?

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つまりじゃな、サンチョ・パンサよ。「立ち入り禁止」とあるのは、この世へ戻るための通り道。つまり、この会話がなされているのは、あの世、ということじゃな

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あー。つまり、またしても「実は語り手は既に死んでいた」パターンですか

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そのうえ、なんか、よく考えないとわかりにくいじゃろ?

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わかりにくいですね

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というわけで、1点じゃ!

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【第010夜】バンジージャンプの幽霊を描写しているっぽいが何が何だかわからない

grayscale photography of scafoldings
grayscale photography of scafoldings
Photo by Pixabay on Pexels.com

Α「このあいだ、あの鉄骨からハイテンションな若い人がバンジージャンプをしてたの。あれはテレビの撮影だったのかな?これがその時、下から撮った写真」
Β「え?バンジーしてる人なんて写ってないじゃん?」
C「そういやここ半年前に迷惑YouTuberが鉄骨に登って自撮り中に落下死したとこだな」

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だめだめだめだめ!これはだめじゃ!

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おっと、どうなさいやした?ドン・キホーテの旦那?

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これはまったくだめじゃよ!なぜだかわかるか、サンチョ・パンサよ?

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んー・・・誰が誰だか、なんだかよく情景が浮かびませんね

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そうなのじゃ、サンチョ・パンサよ。この140字小説はA・B・Cという三人のキャラクターによる会話になっておる。だが挿絵も何もなく、かつ、140字という制約の中で、三人分の会話だけで背景を理解させるなど、超高度な難易度のはずじゃ!しかしそのことに自覚がなく、野放図にA・B・Cという記号だけですべてを完結させようとしている。読者に負担を強いるという意味で、これは無理じゃ!もっと単純化した設定にするか・・・そうじゃな、A・B・Cではなくて、せめて太郎、次郎、花子という人名にするか、口調にクセをつけるとかで、三人のキャラを立たせれば多少はわかりやすくなったかな?

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たしかに、A・B・Cとやられてたこれを読んだだけでは情景がさっぱり、何も思い浮かびませんね・・・

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というわけで、これに高い採点を入れるわけにはいかんな。100点満点中で・・・1点じゃ!

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【第009夜】お題「モンスター」に対して私が投稿した140字怪談を猛省する回

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Photo by Lisa Fotios on Pexels.com

モンスター?実はうちにも一匹出ますよ。全身が青の毛むくじゃらで「クッキー!クッキー!」とばかり叫んで。まあ確かにクッキーの盗み食いしかしないんですわ。それなら実害がない?でもね、目玉がグルグルいつもあらぬほうを向いてマッドな感じで、いつか何かやらかすんじゃないかと怖くてね

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・・・ええーーっ!

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・・・こ、これは・・・

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アメリカの国民的子供番組をいじっている??ちょっとこれは問題作ですよね、ドン・キホーテの旦那!

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いろいろマズいじゃろう・・・

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Twitterで「お題:モンスター」での投稿の呼びかけに、2021年6月にこれを出したそうですが・・・書いた本人が現在はたいへんに反省をしているそうです

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そうか。悪いことをしたと、わかっておるのじゃな。ならば採点も容赦はすまい。100点満点中で・・・1点じゃ!

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【第008夜】業者に引き取ってほしいボロ椅子のこと

brown wooden chair on green grass
brown wooden chair on green grass
Photo by Mike B on Pexels.com

リサイクル業者「引き取って欲しいのはこの椅子ですか?ボロボロすぎてこりゃ、値をつけられませんな。粗大ゴミにしたほうがよくないですか?」
家の主人「いや捨てちゃうだけじゃダメなんだよ!誰か新しい持ち主がつかないと!タダでもいいから早く新しい持ち主を見つけてくれ!はやくーっ!」

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おお・・・不穏ですね!

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うむ・・・不穏じゃな

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なにかいわくがありそうなのに、正体がわからないですね

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なにかありそうなのに、わからんな

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でもまぁ、普通っつえば、普通ですね

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そう。普通じゃ。100点満点中で・・・1点じゃ!

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【第007夜】帰ってきた「わたし」

gray house with fireplace surrounded by grass under white and gray cloudy sky
gray house with fireplace surrounded by grass under white and gray cloudy sky
Photo by Sebastian Sørensen on Pexels.com

ずいぶんかかっちゃったけど、
やっと彼氏の家が見えてきたわ。
もっと早く会いに来たかったのだけど、
彼の家はずいぶん山奥にあるから。
私が彼に突き落とされた海から
歩きで帰って来たので、何日もかかっちゃった。
それに私の足、あちこちお魚に食いちぎられて、
歩くのも遅くなっちゃってたし。

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これ、ラヴクラフトじゃないですか?

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うむ・・・ラヴクラフトっぽいな

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ラヴクラフトの短編にいかにもありそうな

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あるいは、ラヴクラフトの影響を受けたホラー短編作家やホラーコミックに、同じパターンのハナシがありすぎるほど、ありそうな、というべきか。定石どおりで面白くもおかしくもないのお

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でも、洋物ホラーっぽい領域にも手を出したのは、このシリーズ中では新趣向ってとこですよね?

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そうそう。だから、ちょっとだけ甘めに採点してあげよう。100点満点中で・・・1点!

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【第006夜】忌み数字にとらわれすぎた男の営業成績

https://publicdomainq.net/beer-frame-0064442/

42という数を異常に恐れる先輩がいる。42を振られるとパニックになり異常行動に出るのだ。
ある年度末には42億円という優秀な営業成績を社長に褒められた途端、慌ててワザと得意先を一つ怒らせ、成績を41億円に落としたほどの変人だ。
彼、来年42歳になるんだけど、どうなっちゃうんだろう、、?

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怪談ってわけではないところが気になりますが、なんとも言い知れぬ不安な後味を残すハナシですね。いいんじゃないですかね?

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ううむ・・・

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あれ?ダメですか?ドン・キホーテの旦那

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内容自体はいい気もするのじゃが・・・「42億円の営業成績」ってどんだけスーパー営業マン?!という・・・昨今そんな業界あるかのう??

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ああ、なるほど・・・確かにこの金額のデカさに目がいっちゃいますね。ツッコミたくなっちゃいますね

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そういう、意図と違うところが「気になる」ようでは、やはりダメじゃな。これは1点じゃ!

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【第005夜】気味の悪い「ガチャ」の創作怪談をやるつもりで失敗している回

https://publicdomainq.net/capsule-toy-0049095/

「おじさん、このガチャ、こわれてるよー? お金を入れて回したけど、何も出てこないよー?」
「ああ、それね。いや、壊れているんじゃないんだよ。
このガチャは正確には、『いつ、何が出てくるかわからない』ガチャといってね。
さあて、今夜になるかね、明日になるかね、ヒヒヒヒヒ」

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ダメダメダメ!これはダメじゃ!今まで見てきた創作怪談の中で、いちばんダメじゃ!

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(いつにもまして旦那が怒ってる・・・)どこがいけないんですかい?旦那?

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お前はこれを読んで、どう思う?サンチョ・パンサよ

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んー。「おじさん」と呼ばれた、たぶんガチャを置いている店の店主がイジワルで気持ち悪いだけで、そんなに怖くない・・・とかですかねえ?

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ちがうのじゃ・・・サンチョ・パンサよ。お前がそう読んでしまうのも無理はない、というのが、この怪談のダメなところなのじゃ。お前は悪くない、むしろまっとうじゃ。この怪談を読んだら、たいていは、「イジワルな店主のハナシ」だと思い、「呪いのガチャのハナシ」だとは思わんじゃろ?

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ああ!まさか・・・!

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そうなのじゃ!この怪談は、書いた側の意図としては、「使うと呪われて、今夜になるか明日になるかわからないが、サダコ的な呪いの幽霊がガチャから這い出してきて子供を襲う」という怪談にしたかったのじゃ。ところが、どう読んでもそれは伝わらず、「イジワル店主の詐欺まがいな言動を扱ったブラックユーモア」と読めてしまうじゃろう?だが書いたほうは、幽霊の出現を匂わせた怪談のつもりでいるのじゃ!

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そもそも意図が伝わらないってことは・・・採点は厳しくなりますかね?

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だがまぁ・・・この作者は、この怪談を投稿した日、「おもしろいハナシでした!イジワルな店主ですねー」等の、褒めてくれているのだが意図が伝わらなかったことは明白な読者から複数コメントがついて、相当ヘコんだらしいから。すでに反省済みの件として、少し採点を甘めにしてやろう・・・1点じゃ!

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【第004夜】2021年6月ふたつめの140文字怪談は「橋に伝わるオハナシ」

light landscape nature forest
light landscape nature forest
Photo by Markus Spiske on Pexels.com

「そういやこの橋には昔話があってさ、
渡っている途中に左足首を欄干から
いきなり掴まれることがあるんだって。
でもなんにもおこりゃしなかったな」
「ハハハ、まったくだな。
・・・あれ?おまえ、ついさっきまで
左の足首にアンクレットしてなかったっけ?

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・・・あれ?どうしやした?ドン・キホーテの旦那。急に黙り込んで

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・・・いや・・・うむ・・・このサイトの企画は「辛口レビュー」なのじゃが・・・そのう・・・

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あ!まさか、ようやくドンキホーテの旦那の好みな怪談が出てきやしたか?

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そうじゃな・・・わりかし、これは好きじゃな

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正当派怪談って感じのオチになっていますね。「あとからぞっとする話」をマジメに狙っている創作怪談になっていますね

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唯一、ケチをつけるとすれば、「アンクレット」という単語、もしかしたら知らない人も多いんじゃないか、という心配かな?でもまぁ、これも検索すればすぐ「ああ、あれね」とわかる単語ではあるし、致命的な欠点ともいえず

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ということは、今回こそ、高得点が出ますかね?

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うーん。今後の点数づけの基準にもなるかもしれんし、たまには「いい例」として高めの点数をあげておこうかな。100点満点で・・・50点で!

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おお。旦那が50点まで出したのは珍しい!!

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【第003夜】2021年6月いっぱつめの140文字怪談は「雑草掃除のおてつだい」

「ワシの土地の雑草取りの手伝い、来てくれてありがとう」
「いえいえ!もしあなたが亡くなったら私の土地になる土地ですからキレイにしたくて!」
「しかしずいぶんデカい芝刈り機に乗ってきたもんだねえ。ここの雑草程度ならそんな機械でなくとも… な、なにをする!ビエエギャアアグゲ!

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ブラックユーモア路線に入り始めましたね

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なんか、早くも ふっきれてきた感じかな?

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もしあなたが亡くなったら」と言っている時点で、ツッコミ待ちってパターンですね

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そうじゃな。これはコントの作り方じゃな

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怖い話を狙うよりはブラックな笑いのほうが140字以内には向いているかも しれないと思い始めちゃったんですかね。この後、ブロックユーモア路線がだんだん増えてきていた気がします

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まぁしかし、無理に怖がらせようとして寒い140字怪談を連発するよりは、ショートショートらしいオチをつけようとしている努力があって、ブラックユーモア路線のほうがいいんじゃないか?

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お!じゃあ、今回は少し高得点をあげちゃいましょうか?

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そうじゃな。100点満点で・・・20点で!

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