マジメな映画史好きには怒られちゃうかもしれんが、オーソンウェルズ『市民ケーン』を「あえてフェイクドキュメンタリーとして見てみた」レビューをnoteに書きました。結論としては、「アイラブオーソンウェルズ!」
↓↓↓
『市民ケーン』がどことなく幽霊映画のようにブキミに見えること【これも広義のフェイクドキュメンタリー?!】
市民ケーン [DVD]
特にホラー・怪談系好きのための『古今東西SF名作(迷作)ガイド』
ホラー好き出身である管理人が古今東西の名作(迷作)SF映画・SF文学を紹介するブログ
マジメな映画史好きには怒られちゃうかもしれんが、オーソンウェルズ『市民ケーン』を「あえてフェイクドキュメンタリーとして見てみた」レビューをnoteに書きました。結論としては、「アイラブオーソンウェルズ!」
↓↓↓
『市民ケーン』がどことなく幽霊映画のようにブキミに見えること【これも広義のフェイクドキュメンタリー?!】
投稿いただいた皆様、ありがとうございました!お題「あずきとぎ」に投稿いただいた作品をTogetterにまとめました!
※例によって、レビュー回をスタエフ及びYouTubeで近日放送予定です!
↓↓↓
「昨今、はやりの、フェイクドキュメンタリーなるものについて、考えたきことが多々ありまして、古今の名作をあれもこれもと鑑賞してみれば、深まる秋の夜はどこか恐ろし」
なんてことを何となく頭に思い浮かべながら、このところの日々を過ごしております、ヤシロです。
さてこのたび、
現代日本におけるフェイクドキュメンタリーの大家というならこの方、長江俊和監督の、
『放送禁止』シリーズの第一作を鑑賞しました。
まず述べておきましょう!『放送禁止』シリーズは面白い!ただし、フェイクドキュメンタリーとして毎回完璧かというと、出来についていささかアラの多いシリーズでもある。だが、そこが、面白い。
「事実を積み重ねる事が必ずしも真実に結びつくとは限らない」をキャッチコピーに、
毎回、「理由があって放送できなかったドキュメンタリー番組の素材テープ」(※を、想定したフィクション)が紹介されます。
表向きは、よくあるテレビドキュメンタリー番組
しかし、細かい伏線やダブルミーニングを丁寧に見ていた視聴者は、「裏に別の物語がある」ことに気づく、、、というインテリジェントな構成、それが、『放送禁止』シリーズなのです!
その構成を図示すれば、こんな感じ↓
上記を踏まえての、こちらシリーズ「放送第一回」(2003年4月(エイプリルフール)放送)の感想を述べますと、
第一回にして、いきなり「外伝」というところでしょうか!?
つまり、まだ『放送禁止』シリーズのテンプレートが固まっておらず、手探りで進んでいる感がある。
それゆえ、後日の『放送禁止』シリーズであれば、もうやらなくなった試みが、いくつも試されているんですね。それゆえ、シリーズ第一作なのに、「シリーズの中では異色作」という印象を受ける!
どこが、そう感じさせるのかというと、、、
ここからは、ネタバレしますよ!
ネタバレ5秒前
4
3
2
1
、、、
では、語ってしまいましょう!
鑑賞した方なら、もうお気づきの通りです。
『放送禁止』シリーズは、表向きのドキュメンタリーの裏で、別の(陰惨な)物語が進んでいく、という構成を強みにしているのですが、
それってつまり、犯罪とか、ヒトコワとか、そういった「リアル路線」なんですよね。
ところがこの第一作は、オカルトに完全に振り切っちゃっているわけです!
後日の作品になると、「オカルト、、、と思わせておいて、実は人間による犯罪のカモフラージュだった」というパターンになってくるのですが、この第一作はモロにオカルト路線です。
あえていえば、
心霊スポットの話、、、と思わせておいて、UFOの話だった、というのがドンデン返しなのですが、オチがオカルトで終わるというのはこのシリーズでは実に珍しい!
ただし、後の作品ではおおいに活用される、
最初からちょい約ながら何度もしつこく登場していた、ある人物が、実は黒幕だった!
パターンはすでに発動しています。
どこかって?ネタバレになりますが、いいですかね?あの作業着のおっさんですね。福島県飯野町の別荘のシーンで、下半身だけがカメラに映る謎の男が現れますが、あれは本作に何回もチラチラ登場していた、取材拒否をしてくるガンコそうなおっさんですよね。
彼がすべての鍵を握っている、らしい、けど、それも結局、よくわからない。
この、「黒幕はアイツらしいけど、確証もない」宙ぶらりん感覚は、まさに、『放送禁止』シリーズだなあ、と私なんぞは思ったのでした。
ところで私は別記事にもしていた通り、この九月は福島県を旅行しておりました。
まったくの偶然だったとはいえ、福島県の旅行から帰ってきたばかりの時に見た『放送禁止』第一回が、後半で福島市を舞台にしていたのは何か嬉しかったですねー!
後半に出てくる、福島市の飯野町というのは、「UFOの里」として知られるオカルト系(サブカル系?)観光地!
私は福島県に何度も行きながら、この「UFOの里」にはまだ行っていない。『放送禁止』第一回を見ていたら、そんな飯野町がフィーチャーされていたというのも、これはきっと何かのシルシ。よし、いずれ、飯野町にも行かないと!
『放送禁止』第一回のレビューは以上となりますが、今後も私、フェイクドキュメンタリーとカテゴライズされるもの、ガシガシ視聴しようと思います。そしてつどレビュー記事を上げていきますねー!
フェイクドキュメンタリーの好シリーズ「放送禁止」の劇場版を見ました。『日本の大家族』はなんとも面白かった。しかしこれはぜひ、先にテレビ版の「放送禁止2」を見てから、劇場版『日本の大家族』を鑑賞すべき!伏線の理解度はテレビ版を先に見ているかで大きく変わってしまいます。
↓↓↓
Amazon Primeの人気上位10ランキング内に、ずーっと『ミーガン』が入り続けていることは、ホラー好きとしてはニンともかんとも嬉しい話でありんす。ニンニン
↓↓↓
先日視聴した『がんばれ奥様ッソ』に類似した作品ということで『放送禁止2:呪われた大家族』を本日、初めて視聴。なるほど完成度では『奥様ッソ』のほうが強力ですが、「心霊系」が好きな方はコチラの方が馴染みやすいかな?ただしこの作品のキーアイテムである心霊写真自体、ちょいとしたトリックなので考察の際には「この心霊写真の真偽」自体も問題になる点、油断できない
↓↓↓
まだ実験的試みという位置付けなので大々的に展開していませんが、YouTubeにこのような動画シリーズをコツコツとあげています。今回はテレビ東京が2021年に打ち出した怪作『Aマッソのがんばれ奥様ッソ!』について、私、ヤシロが、ウサギの顔でお話ししています!
↓↓↓
まだ実験的試みという位置付けなので大々的に展開していませんが、YouTubeにこのような動画シリーズをコツコツとあげています。今回は名作『2万フィートの戦慄』について、私、ヤシロが、ウサギの顔でお話ししています!
↓↓↓
まだ実験的試みという位置付けなので大々的に展開していませんが、YouTubeにこのような動画シリーズをコツコツとあげています。私、ヤシロが、ウサギの顔でお話ししています!
↓↓↓