エジプトのサメ映画『MAKO(マコ)』なるものを見ました。ええ、てっきり私、「エジプトのサメ映画」なんていうものがわざわざ日本語字幕付きでDVDになっているということは、インド映画に対する扱いのように、「日本にとって珍しい国の変なノリの映画を見て大笑いしよう」という類かと思ったら、なんとか世界的な名声を得ようとする女性ドキュメンタリー監督が海でのロケ中に襲われる、という、めちゃくちゃシリアスなドラマでした。画面もかなり綺麗なカメラ撮影をしているし、俳優さんたちもとてもシリアスなドラマをしている。「え!エジプト人ってめちゃくちゃネアカな人達と思ってたら、こんなふうに仕事で日曜出勤命じたり、離婚の危機があったり、仕事仲間との陰湿ないがみあいもあったりするんだ!」と驚きました。ま、あって当たり前なのであり、「エジプト」に対する変なイメージを焼き尽くされたという意味でたいへん興味深い映画体験でした。
いわゆる「アッサラームアレイクム」とか「シュクラン」とかいったアラビア語が飛び交う映画ですが、こんなに、冷たく、仲の悪い「アッサラームアレイクム」とか「シュクラン」があるんだ、、、どこの国も仕事というのはツラくて険悪なものなのかも。
そういうわけで、興味のある方には挑戦してほしいエジプト映画なのですが、、、問題は、これはサメがクライマックスで出てくるけど、「サメ映画」ではないってことですw。
ドキュメンタリーチームが海の中でいろんな危険にあって、その中のひとつにサメも登場するだけですわなw
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